昨日の「ゴー宣道場」は実に面白かった。
ケネス・ルオフ氏の知的誠実さが素晴らしくて、それは
誰もが認めるところだっただろう。
日本の右派も左派も、結論を決め込んでいて、思想する
気が全くない!
右派と左派、それぞれの世間で流通する結論を信仰の
レベルにまで高めて、それ以上は考えないようにして、
つまり思考停止して、自分たちの世間で好まれる呪文を
唱えているだけだ。
外国人であるケネス・ルオフ氏を招いた「ゴー宣道場」
では、観客は思考し続けることを楽しめるから良かった
のだ。
泉美さんのブログにある通り、「伝統」「反省」「宗教」
など、もっと深めねばならないテーマが次々に出てくる。
これらすべてが宿題となって、わしの思想を深めていく
だろう。
ケネス・ルオフ氏には本当に感謝します。
また来日するときに、「ゴー宣道場」が重なっていたら、
遠慮なく参加してください。
とりあえずは明後日、23日、水曜の泉美木蘭さんとの
生放送「おどれら正気か?」は、今回の「ゴー宣道場」
の感想も含めて、「表現の不自由」についても話したい。